画面を見つめるほど、息が浅くなる。呼吸と集中力の意外な関係
パソコンの画面に集中しているとき、ふと我に返ると息を止めていた——そんな経験はありませんか。メールを読んでいるとき、締め切り前の作業をしているとき、私たちは無意識に呼吸を浅く、あるいはほとんど止めてしまうことがあります。海外では「スクリーン・アプニア(画面無呼吸)」とも呼ばれるこの現象、実は決して珍しいことではないと言われています。
集中すればするほど、呼吸は消えていく
人は緊張や集中の対象に意識を向けるほど、呼吸という無意識の動作への注意が薄れていきます。呼吸が止まる、あるいは浅くなると、脳への酸素供給が滞り、かえって集中力や判断力が下がりやすくなると言われています。「集中しているはずなのに、なぜか頭が回らない」「作業のあとにどっと疲れが出る」——そうした感覚の裏に、呼吸の停止が隠れていることは少なくありません。
呼吸を「戻す」だけで、集中は続く
大切なのは、呼吸を常に意識し続けることではなく、止まっていることに気づいたら、そっと戻してあげることです。
- 1時間に一度、大きく息を吐く──止まっていた呼吸に、自らブレーキをかけます。
- 肩の力を抜いてから吸う──力んだ状態では、深い呼吸は入ってきません。
- 作業の合間に、椅子から立ち上がる──姿勢が変わるだけで、呼吸のスペースが戻ります。
集中力を上げようと頑張るより、まずは呼吸を止めていないか、思い出すこと。ELASKOのクラスでは動きと呼吸が常に連動しているため、集中しながらも呼吸を手放さない感覚を、身体で学ぶことができます。ぜひ体験レッスンで、その感覚を確かめてみてください。
