帰り道の「一人反省会」がやめられない。自分を責めるクセと、感情のバランスのこと
仕事を終えた帰り道、電車に揺られながら、今日の会話を頭の中で何度も再生してしまう。「あの一言は余計だったかもしれない」「もっとうまく説明できたはず」——誰に責められたわけでもないのに、気づけば自分で自分に厳しい言葉を向けている。そんな「一人反省会」に、心当たりはありませんか。振り返る力は、真面目に物事と向き合ってきた人の強みでもあります。けれど、それが毎日のように続くと、心は少しずつすり減っていってしまいます。
反省と、自分を責めることは、少し違う
反省は、次にどうするかへと目を向けるための振り返りです。一方で、自分を責めることは、同じ場面を繰り返し思い返し、そのたびに気持ちを沈ませていく営みになりがちです。自分を責める思考が続くとき、からだは知らず知らずのうちに身構え、肩はすくみ、呼吸は浅くなっていると言われています。そして浅い呼吸とこわばったからだが、さらに思考を内向きに閉じ込めていく——そんな循環が生まれやすいのです。つまり、自分を責めるクセは「考え方」だけの問題ではなく、からだの状態とも静かにつながっているのかもしれません。
頭で止めようとせず、からだから切り替える
「考えないようにしよう」と思うほど、かえって考えてしまうもの。そんなときは、思考を無理に止めようとするのではなく、からだの側から小さな切り替えをつくってみるのもひとつの方法です。
- いまの姿勢に気づく——背中が丸まり、視線が下がっていないか。まずは気づくだけで十分です。
- 吐く息を長くしてみる——ゆっくり吐くことは、からだを落ち着いたモードへと導く働きを助けると言われています。
- 自分にかける言葉を、友人にかける言葉に置き換える——同じ出来事を大切な人が話していたら、どう声をかけるでしょうか。
自分を責める気持ちを消そうとするのではなく、「いま、自分に厳しくなっているな」と気づけること。それが、感情のバランスを整える最初の一歩になります。ELASKOのクラスでは、呼吸とダイナミックなムーブメントを通して、頭の中のざわめきから一度離れ、からだの感覚へと意識を戻す時間を大切にしています。よろしければ、体験レッスンでその切り替わりを感じてみてください。
