目覚めた瞬間から、もう急いでいる。慌ただしい朝の呼吸と、一日のリズムのこと
アラームを止めたその手で、スマホの通知を確認する。メールやニュースに目を通しながら起き上がり、時計を気にして身支度を急ぐ。家を出るころには、まだ何も始まっていないのに、なんだか少し疲れている——そんな朝に心当たりはありませんか。忙しい毎日のなかで、朝が慌ただしくなるのは自然なことです。ただ、その慌ただしさの陰で、呼吸がずっと置き去りになっているとしたら、少しだけ立ち止まってみる価値があるかもしれません。
急いでいるとき、息は浅く、止まりがちになる
時間に追われていると、からだは自然と「急ぐモード」に入り、呼吸は浅く、胸の上のほうで行われやすくなると言われています。画面を見つめたり、段取りを考えたりしているあいだ、知らず知らずのうちに息を詰めていることも少なくありません。目覚めてすぐにこの状態が始まると、からだは十分に切り替わる間もないまま、一日へと押し出されていきます。朝の呼吸は、その日のリズムの最初の一拍のようなもの。最初の一拍が急いでいると、そのあとのテンポも、なんとなく急ぎ足になりやすいのかもしれません。
起きてから数分だけ、呼吸に時間を渡す
早起きをしたり、長い時間をとったりする必要はありません。いつもの朝に、ほんの少しだけ呼吸のための余白をはさんでみてください。
- スマホを見る前に、三回だけ息を吐く——横になったまま、ゆっくりと長く吐き切ります。吸う息は自然に入ってくるのに任せて大丈夫です。
- 起き上がったら、腕を上げて大きく伸びをする——からだの側面や背中に空気が入っていく感覚を味わいます。
- 身支度の途中で、一度だけ息に気づく——歯を磨きながら、靴を履きながら。「いま、息を止めていないかな」と確かめるだけで十分です。
朝の数分をどう過ごすかで、一日の感じ方は少しずつ変わっていくと言われています。ELASKOのクラスでは、呼吸とダイナミックなムーブメントを通して、からだのリズムを自分の手に取り戻す時間を大切にしています。よろしければ体験レッスンで、深い呼吸から始まる軽やかさを感じてみてください。
