褒められても「いえいえ」と流してしまう。嬉しい気持ちを抑えるクセと、感情のバランスのこと
仕事を褒められたとき、思わず「いえいえ、たまたまです」と返してしまう。嬉しい知らせがあっても、浮かれてはいけない気がして、すぐに次の心配ごとへと気持ちを切り替えてしまう。そんな経験はありませんか。控えめでいることは、周りへの気遣いでもあり、ひとつの美徳です。けれど、その奥で「嬉しい」という感情そのものまで小さく抑え込んでいるとしたら、少しもったいないことなのかもしれません。
しまい込んでいるのは、つらい感情だけではない
感情を溜め込む、というと、悲しみや怒り、不安といった重たい気持ちを思い浮かべる方が多いかもしれません。でも実は、喜びや誇らしさ、わくわくする気持ちも、私たちは意外と表に出さずに過ごしています。嬉しさを抑えるとき、からだは小さくブレーキをかけ、胸のあたりが詰まったり、呼吸が止まり気味になったりすると言われています。つらい感情に蓋をするクセと、嬉しい感情に蓋をするクセは、根っこでつながっていることも少なくありません。感情のバランスを整えるとは、ネガティブな気持ちを減らすことだけではなく、ポジティブな気持ちもきちんと味わえる状態に近づいていくことでもあるのです。
嬉しさを、からだで受け取ってみる
人前で大げさに喜ぶ必要はありません。ひとりの時間に、自分の中だけでそっと味わうことから始めてみてはいかがでしょうか。
- 「嬉しい」と心の中で言葉にする——流してしまう前に、ひと言だけ自分に認めてあげます。
- 胸をひらいて、息を吸い込んでみる——肩の力を抜き、胸のあたりに空気が広がる感覚を感じます。
- からだが動きたがる方向に、少しだけ任せる——伸びをする、腕を広げる。それだけでも気持ちは外へ向かいやすくなります。
嬉しさをしっかり受け取れるようになると、気持ちの土台が少しずつ安定し、日々の小さな揺れにも柔らかく向き合いやすくなると言われています。ELASKOのクラスでは、呼吸とダイナミックなムーブメントを通して、言葉になる前の気持ちをからだで感じる時間を大切にしています。よろしければ体験レッスンで、心がふっとひらく感覚を味わってみてください。
